コラム

23.07.28

eスポーツを盛り上げよう!eスポーツの仕事って何?

eスポーツとは、コンピューターゲームやビデオゲームを用いた対戦をスポーツ競技ととらえる場合の呼び方です。YouTubeやTwitchなどのプラットフォームを利用した配信活動や競技大会があり、「eスポーツの仕事」というとやはりプロゲーマーやストリーマーを想像する方が多いのではないでしょうか?
今回はeスポーツ関連の仕事に挑戦してみたい方に向けて、プロゲーマーやストリーマーだけでなく、彼らを支える他の仕事の仕事内容や、なり方をご紹介します!

eスポーツの仕事① プロゲーマー・ストリーマー

1つ目はeスポーツ界の主役であるプロゲーマーとストリーマーについてご紹介します。

プロゲーマーとストリーマーは違う?

プロゲーマーは競技シーンをメインに活動しており、競技大会への出場を目指して日々練習に励んでいます。収入源も大会賞金が主であり、場合によっては個人にスポンサーがつくこともあるようです。プロゲーミングチームに所属することがほとんどです。

対してストリーマーはYouTubeやTwitchといったプラットフォームで配信を行ったり、動画投稿をするのがメインの活動です。収入源は動画に付ける広告収入や、配信時の投げ銭、グッズの売上などです。プロゲーミングチームに所属している「元プロ」も多いですが、YouTuberやVtuber、一般人でも活動者はいます。

また、プロゲーマーが1つのタイトルを極めるのに対し、ストリーマーは比較的たくさんのタイトルをプレイしながら自身のトークスキルを活かしてファンを楽しませる必要があるという点でも違いがみられます。

仕事内容

プロゲーマー・ストリーマーの主な仕事は、ゲームをプレイして大会に出たり、動画投稿・配信活動を行うことなどが挙げられます。

ストリーマーは「ゲームの上手さ」はもちろんですが+αのスキルも求められます。例えば、配信中のトークスキルや「うたってみた」などで活かせる音楽スキル、他のストリーマーにない個性的な特技・特徴を持っているなど、自身が1つの商品となってファンの心をつかむ必要があります。

どうやってなる?

プロゲーマー・ストリーマーになるには主に3つの方法があります。

1つ目は、ゲームの専門学校に通うことです。最近ではプロゲーマーを目指すための専門学校も登場しており、ゲームプレイのテクニックからメンタルケアの仕方まで学ぶことができます。専門的な知識を持つ先生のもとで、学生のうちから配信活動などの経験を積むことができるかもしれません!

2つ目は、スカウトです。これはプロゲーマーになる場合ですが、個人(事務所に所属している場合も)でストリーマーとして活動していく中で、ゲームの上手さやタレント力を評価されプロゲーミングチームに所属することがあります。

3つ目が競技シーン引退後のキャリアとしてです。先ほどとは反対にストリーマーの話ですが、プロゲーマーとして活動し引退した後に、ゲームスキルをそのまま活かしストリーマーに転向することもよくあるようです。

ここまで主役であるプロゲーマー・ストリーマーについてご紹介してきましたが、ここからはそんな主役を支えている仕事をご紹介していきます。

eスポーツの仕事② チーム(タレント)マネージャー

チーム(タレント)マネージャー(以下:マネージャー)は、選手が十分に力を発揮できるように環境を整える仕事です。具体的には、選手の健康管理やメンタルケア、チーム編成の際の人事、外部との交渉、PR活動などがあります。

どうやってなる?

マネージャーになるには、プロゲーミングチームを運営している企業に入るのが近道といえそうです。マネージャーの求人はあまり多くないですが、YouTuberやVtuber、ライブ配信者のマネージャーなどの経験はそのまま活かすことができるので、即戦力として入社の機会があるかもしれません。

人を支えるのが好きで、かつゲームが好きな人にピッタリの仕事でしょう!

必要なスキルは?

マネージャーになるには、基本的なビジネススキルやコミュニケーション能力の他にリーダーシップや統括力が求められます。担当する選手が1人とは限りませんし、チームのマネージャーの場合は選手と一緒に構成を考えたり、円滑にコミュニケーションがとれるようにサポートする必要があります。

eスポーツの仕事③ イベント運営

イベント運営は、競技大会を含めたさまざまなイベントの企画から集客、運営までを行います。eスポーツのイベントはオンライン・オフライン問わず開催されます。

具体的には、イベント内容や賞金といった部分の企画はもちろん、イベント当日の実況や撮影、照明、音響、集客のためのプロモーション施策まで行います。

どうやってなる?

イベント運営を行うにはeスポーツ企業への就職はもちろんですが、イベント企画会社や広告代理店で経験を積む方法もあります。

転職の際、イベント運営のポジションだと「イベントの運営」や「広告運用」の実務経験が問われることもあるので、まずはこういった業務の知識や経験を積みながら、eスポーツに関する知識を身に着けていくとよいでしょう。

必要なスキルは?

イベント運営や広告運用の実務経験が必要な場合があり、同様にSNSやYouTubeなどの運用経験なども求められることがありそうです。

ゲーム業界に関わらずアニメやマンガのイベントや、リアルスポーツのイベント・大会の運営経験がある方はアピールできるでしょう。

そのほかには、基本的なビジネスマナーやコミュニケーションスキルなどがあれば、特別なスキルは必要ないようです。ただ、Photoshopなどが使用できるとイベントに関わる企画書の制作に役に立ちますし、広告を作る際のデザインの提案にも役に立つと思いますので、余裕がある方は触れてみてもよいかもしれません。

eスポーツの仕事④ アナリスト

アナリストは、選手の戦績や動き、戦略を分析しデータ化することで所属選手のパフォーマンスだけでなく、相手のパフォーマンスや弱点を可視化する仕事です。競技大会などでは過去の試合映像からデータを収集・分析し、監督や選手に共有したり戦略をたてたりします。自分が作った分析データで勝利に貢献できたときはとてもやりがいを感じられると思います。

どうやってなる?

アナリストになるには、プロゲーミングチームを運営する会社に入る必要があります。未経験の求人はあまり多くないため。まずはリアルスポーツのアナリストを目指したり、マーケティングを扱う仕事など「数字や情報を収集・分析・提案」するような仕事で経験を積んでおくとよいかもしれません。

必要なスキルは?

まずはやはり分析力です。原因と結果をしっかり結び付けられたり、データから傾向と対策を考える力は必須といえます。そのほかには、観察力・忍耐力・集中力などが挙げられます。

eスポーツの仕事の中でもかなり新しい職種ですので、競技大会などの開催が増えるにつれて求人も増えるのを期待しましょう。

まとめ

本記事では、eスポーツに関わる仕事を4つご紹介してきました。eスポーツ自体まだまだ発展途中ですし、求人も豊富なわけではありません。しかし、ゲーム会社を中心にeスポーツ事業を展開している会社も増えていますし、eスポーツなどのメディアを使用したイベントに特化したイベント会社も出始めています。

今後ますますeスポーツ関連の仕事は増えてくると予想されますので、「一緒にeスポーツを盛り上げたい!」という方は、eスポーツ関連事業を展開している企業についての記事もありますので、ぜひ読んでいただいて挑戦してみてください!
https://confidence-creator.jp/column/867/

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