コラム

23.01.30

入社後のギャップを解消しよう!ゲーム業界に向いている人とは?

ゲーム業界に就職・転職したいと考えている人の中で、「ゲームが好きだから」という動機を持っている人は多いと思います。もちろん、自分の好きなものを仕事にすることは悪いことではありません。しかし、自分の興味関心だけで仕事を選んでしまうと実際に入社した後のミスマッチにもなり得ます。ここでは、ゲーム業界にはどんな人が向いているのかを詳しく解説します。皆さんもこの記事を読んで自分が本当にゲーム業界に向いているのかを確認し、就職活動や転職活動の際に役立ててください!

ゲーム業界とは?

初めに、ゲーム業界とはどのような業界なのか簡単に説明していきます。ゲーム業界とは、ゲームに関する仕事に携わる業界のことを指し、コロナ禍の巣ごもり需要で市場規模は大きく拡大しました。

職種はさまざま存在し、その職種ごとに向いている人の傾向は異なります。ここからは「スキル・能力」、「性格・適正」、「詳しい職種ごと」に分けて紹介します。

一つ注意していただきたいことは、以下に当てはまっていないからといってゲーム業界に就職することができないわけではないという点です。これから紹介することはあくまで参考程度で読んでいただくと良いと思います。

ゲーム業界に向いている人とは

こんなスキル・能力を持っている人はゲーム業界に!

プログラミングスキル

プログラミングスキルを持っている人はゲーム業界に非常に向いていると言えます。ゲーム業界ではプログラマーに向けた仕様書などを参考にしながらゲームを制作していくので、情報系や専門学校でプログラミングスキルを習得した人が多く活躍しています。

しかし、近年ではプログラミングスキルを持っていなくても、ゲームエンジンを使いこなせる人なら募集している企業が存在します。あらかじめ企業の募集要項を確認してから応募するようにしましょう。

プログラミングスキルを身に付けていればエンジニアを含め、多くの職種で活躍できます。プログラミングスキルが必要ない職種でもゲーム制作の仕組みが理解できていることで仕事が進めやすくなります。

コミュニケーション能力

ゲーム業界ではゲームを制作する過程で多くの人が関わるので、さまざまな人と部署の垣根を超えてコミュニケーションを取る必要があります。伝達ミスなどがあるとやり直しが発生したり、次の工程に悪影響が出るおそれもあります。

そのため、ゲームを開発する際にはプランナーやデザイナーなどの各分野のプロフェッショナルが一つのチームとして協力することが不可欠です。そのため、チームワークを発揮できることも重要です。

営業・マーケティング力

ゲーム業界では、クリエイターだけでなく営業やマーケティングなどの業務も不可欠です。ゲーム自体を売り込むことやどのゲーム会社や漫画・アニメとコラボをすることが売上につながるのかを考える際に、営業力やマーケティングスキルが必要になります。

前職で営業職や企画職で働いていた経験がある人はゲーム業界の専門的な知識がなくてもゲーム業界に転職できるかもしれません。

想像力がある

売れるゲームを作るためには、自分が制作したゲームがユーザーにとって面白いと思ってもらえるように考える必要があります。そのためには他にはない世界観や優れたゲームシステムなどを企画する際に想像力が重要になり、特にゲームデザイナーやゲームプランナーなどに必須です。

日常生活からふと浮かんだアイデアをメモしていくことで想像力が膨らみ、ゲーム製作のヒントに繋がるかもしれません。

タフさと責任感がある

ゲーム製作には何年も時間をかける場合があります。長時間作業を続ける根気と困難な課題に直面した際にやり遂げるあきらめない粘り強さが必要になります。特にデバッガーは何時間も単純作業をくり返すので、根気強い性格の人が向いています。

また、ゲーム業界では納期期限が厳しいので、自分の作業工程に回ってきた際にはすでに納期期限ギリギリで、残業をせざるを得ない場合があります。そのような場合でも自分の仕事をしっかりとやり切るという責任感を持てる人は向いているでしょう。

ゲーム業界の職種ごとに向いている人

ゲームプランナー

ゲームプランナーとは、ゲーム自体の企画立案や制作準備・管理などを行う仕事です。現在のトレンドなどを読み取る力新しい企画を発想する力工程を管理することができる能力のある人などが向いているでしょう。

デザイナー

ゲームデザイナーは、3D・2Dデザインやキャラクターデザインなどを行います。ゼロから発想して絵を描くことや色合いをデザインすることが得意な人が向いているでしょう。

プログラマー・エンジニア

プログラマーやエンジニアはデザイナーやディレクターが構想したシナリオや演出を仕様に沿って実際にゲームを作動するようにプログラミングする仕事です。論理的な思考や数学・物理などの理数系科目が好きな人に向いています。

デバッガー

デバッガーは、プログラムに存在するバグを発見する仕事です。何回も同じ作業を繰り返すので、他の職種以上に根気忍耐力が必要です。また、バグを見つける際には集中力注意力が非常に必要になります。

ゲーム業界に就職・転職したい場合は?

ここまでゲーム業界に向いている人について紹介してきましたが、自分に向いていることが分かり、実際に就職、転職したいと思った人はどうすれば良いのでしょうか。

事前準備が大事!

まずゲーム業界に転職する際に、自分はどのような仕事に携わりたいのか、どんな職種に就きたいのかなどの方向性を決めることが必要です。方向性を定めることで、どのようなことを対策しなければならないのかあらかじめ準備できます。

さらに、実際にゲーム開発にチャレンジすることも効果的です。実際にゲーム開発をすることでゲーム開発の大変さを知ることができ、入社後のミスマッチを感じにくくなるでしょう。

未経験の場合でもゲーム業界に転職することは可能です。そのためには、ゲーム開発経験に加え、ゲーム開発に必要なプログラミング言語を何か一つ習得することで、就活をする際に有利に働くでしょう。

加えて、就職エージェントサイトを活用することで、自分の志望動機の書き方や面接時のアピールポイントを知ることができます。

まとめ

ゲーム業界ではプログラミングなどの専門的なスキルに加えて、責任感や想像力などの精神的なスキルも必要です。また、職種ごとに必要になるスキルは異なるので、自分がどの職種を目指しているのかを事前に決定し、準備することで入社後のギャップを解消できるでしょう。

好きなことを仕事にすることはとても素敵なことです。しかし、好きなことを仕事にするには覚悟と責任が伴うことを忘れてはいけません。面白いものを作りたいという情熱をもって仕事に取り組める方は是非、ゲーム業界へ就職・転職を考えてみてください!

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