コラム

24.01.19

ゲーム業界の繁忙期はいつ?劇的に残業時間を改善している理由についても解説

みなさんはゲーム業界の繁忙期はいつだと思いますか?
実はゲーム業界の繁忙期は時代とともに変化しています。今回はそんなゲーム業界の繁忙期について説明していこうと思います。この記事を読めばゲーム業界の繁忙期やゲーム業界の残業時間について確認できます。

ゲーム業界の繁忙期はいつなのか

ゲーム業界は納期直前のラストスパート期間に忙しくなると言われています。特にクリスマス商戦直前の11~12月は、業務量や残業が増える傾向にあり繁忙期に当たります。

しかし、ここ数年はスマートフォン向けのアプリゲームが普及したことで、家庭用ゲーム機の販売が以前よりは落ち着いたため、クリスマス直前の激務体制も改善されてきました。決まった季節に忙しくなるというよりは、納期や会社のイベントごとに忙しくなるというのが現在のゲーム業界の特徴です。

なぜ時期によっては残業が増えるのか

ゲーム業界の残業時間は減少傾向にありますが、時期によっては残業時間が増えることもあります。その理由は主に下記の3つであり、ゲーム業界特有の要因であると言えます。

ソーシャルゲームが普及したから

ソーシャルゲームの普及によって、ゲーム会社ではユーザーへの継続的なサポートが要求されるようになりました。メンテナンスやイベント準備など、ユーザーへのサポートが必要なタイミングが多くなると残業の増加につながることが考えられます。

クリスマス商戦があるから

クリスマスシーズンは、ゲーム業界の繁忙期であると言えます。クリスマス直前は多くの業界が繁忙期に入りますが、特にゲームはプレゼントとして購入される傾向が強いので業界全体が忙しくなります。スマートフォンゲームの普及に伴って、家庭用ゲーム機の販売は落ち着いてきましたが、今でもクリスマス直前は残業が増えやすい傾向にあります。

納期に左右されるから

納期に合わせて忙しくなるのがゲーム業界の特徴です。納期直前のラストスパート期間は残業が増える傾向にあるので、タイトなスケジュールをこなしていかなければなりません。

ゲーム業界の残業時間は減っている?

以前は深夜までの残業や休日出勤が当たり前のように扱われていたゲーム業界ですが、ここ数年は改善傾向にあります。2018年に転職サイトDodaが行った調査では、ゲーム業界の平均残業時間は月45.3時間でしたが、2021年に同社が行った調査では25.8時間まで減少していました。職種や会社によってはまだまだ残業の多いゲーム業界ですが、労働環境の改善が積極的に行われていると言えます。

参考:
https://doda.jp/guide/zangyo/2018/
https://doda.jp/guide/zangyo/

ゲーム業界の残業が減った理由

ゲーム業界の残業時間が減少した理由は2つあるとされています。

1. 働き方改革の影響

ゲーム業界の残業が減少した理由は、2019年4月1日から施行された働き方改革関連法の効果が大きかったと言われています。時間外労働の上限に法的根拠が生まれたことで、現在の日本ではほとんどの業界で残業時間が減少傾向にあります。

2. リモートワークの普及

リモートワークの普及も残業時間が減った要因であると言われています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大きく普及したリモートワークですが、ゲーム業界の働き方を考え直す上で良いきっかけを与えてくれました。労働時間に関する調査の中には、リモートワークの導入によって約3割の労働者の残業時間が減ったとするものもあり、ゲーム業界の働き方改善にも貢献したと考えられます。

参考:
https://teleremo.net/?p=452

ゲーム業界の柔軟な働き方

柔軟な働き方は生産性の向上につながるため、残業時間の減少を実現します。ここではゲーム業界における魅力的な働き方を4つほど紹介していきます。

1.リモートワーク

ゲーム業界でも、リモートワークを導入する企業が増えてきています。『ポケモンマスターズ』や『逆転オセロニア』を手掛けるDeNAでは、2022年2月28日時点で社員の約8割が在宅で勤務をしていました。今後はリモートワークとオフィスワークの両方を取り入れた、フレキシブルな働き方が広がっていくと予想されます。

2. フレックスタイム制

フレックスタイム制とは、日々の始業・終業時間を自由に選択できるという制度です。企業によってはいくつかの制限を設けている場合もありますが、働き方を考える上では重要な選択肢になります。

3. 育児・介護支援

多くのゲーム会社では、育児や介護の支援が行われています。育休の取得などにも積極的であり、大手企業を中心に柔軟なサポートが行われています。ここ最近はリモートワークの普及により、在宅勤務をしながら育児をするという新しい選択肢も出てきました。

4. フリーランス

ゲーム業界にはフリーランスで働くという選択肢もあります。フリーランスとは会社に所属せずに、仕事に応じて個人で発注元の企業と契約する人のことです。スケジュールを調整しやすいというメリットはありますが、ある程度の経験やスキルが必要となってくるので、こちらの選択肢を取る際はメリットやデメリットをそれぞれ考慮した上で選択する必要があります。

まとめ

ゲーム業界の繁忙期は、納期やイベントの直前であると言えます。かつてはクリスマス直前が最も忙しくなるとされていましたが、現在はスマートフォンゲームの普及により落ち着いてきた印象を受けます。

ゲーム業界は労働環境の改善傾向にも力を入れており、残業時間も減少傾向にあります。フレキシブルな働き方ができる点も大きな魅力なので、興味がある方は一つの選択肢としてゲーム業界を検討してみてください。

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