コラム

24.02.23

ゲーム業界の平均年収はどのくらい?年収アップの方法もご紹介!

こんにちは!

この記事を読んでいる方の中には現在ゲーム会社で働いていらっしゃる方も多いかと思いますが、ふと自分のお給料について「多い方なのか少ない方なのか」「年収を増やすにはどうすれば良いのか」などと気になったことはありませんか?

大好きなゲームに携わる仕事は楽しく面白い反面、年収などの給与面についてはいったん脇に置いて就職活動をされた方もいるのではないでしょうか。

今回はゲーム業界の年収についてご紹介しつつ、何が年収の多い少ないを決めるのか、どうすれば年収アップを目指せるのかなどを解説していきます。

すでにゲーム業界で働いている人はもちろん、他業界でゲーム業界が気になっている方にも参考になる情報になっているので、ぜひご一読ください!

ゲーム業界の平均年収レンジは400万~600万円台と幅広い!

まず、ゲーム業界は平均年収のレンジが幅広く、400万~600万円台と言われています。

年収を決定する要因は複数ありますが、この記事ではゲーム業界での年収の高低を分けるポイントを3つピックアップして解説していきます。

ポイント1:職種やポジションによる差が大きい

ひとつのゲームを開発するには全体進行や企画を担うポジションから細かい制作・開発作業を担うポジションまでさまざまな職種の人が動いていますが、その職種やポジションの違いが年収の金額に影響する傾向にあります。

下記はゲーム業界の主な職種の平均年収と全体の給与幅ですが、プロデューサー職はプロジェクトの全体を管轄する上流ポジションのため、他の職種と比べて平均年収は高めです。

また、プログラマーやデザイナーといった技術職については対応領域によって差が出てくる傾向にあります。指示書・設計書に基づいたデザイン・実装など作業者ポジションの場合はやや低めですが、ディレクション・監修や設計段階に携わるようになると年収は上がっていくことが期待できます。

つまり、必要とされるスキルの高さや責任と裁量の大きさが増えるのにともなって給与も高くなっていくことが多いと言えます。

 
 ?ゲームプロデューサー
 平均年収 595万円
 全体の給与幅 370~970万円

 ?ゲームディレクター
 平均年収 455万円
 全体の給与幅 351~834万円

 ?ゲームプログラマー
 平均年収 498万円
 全体の給与幅 347~1,014万円

 ?
ゲームデザイナー
 平均年収 450万円
 全体の給与幅 327~835万円

※参考:求人ボックス 給料ナビ(2023年12月6日時点)
ゲームプロデューサーの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)
ゲームディレクターの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)
ゲームプログラマーの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)

ゲームデザイナーの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)


職種別の給与事情についてはこちらの記事でもご紹介しているので、あわせてご覧ください!
ヒット作を生み出せ!ゲームプロデューサーの年収は?
ゲームプランナーの年収はいくら?年収をアップさせるコツも詳しく解説
UIデザイナーは元々好待遇?ゲームUIデザイナーの年収を徹底調査!
他のITエンジニアよりも低い?ゲームエンジニアの年収の実態とは?

ポイント2:企業の規模感による差が大きい

ゲーム業界での年収額を左右する要因のもう一つに、所属企業の規模感が挙げられます。

結論から言うと、大手など規模の大きい会社所属の方が給与が高い傾向にあります。
たとえば同じスキルを持つAさん(大手企業所属)とBさん(中小企業所属)が同じような職務内容をこなした場合にAさんの方が給与が高いケースがあり得ます。

もちろんゲーム会社の業績はリリースしたゲームの売上に大きく影響されるので、中小企業でもヒット作を出した場合などはその限りではありません。ただ、大手企業の方が複数タイトルを開発・運営していることが多いので給与水準が高く安定している傾向にあると言えます。

ポイント3:雇用形態による差が大きい

3つ目のポイントは、雇用形態による金額差があるということです。

ゲーム業界は正社員の他に、契約社員・派遣社員といった雇用形態の人も多く、技術系職の場合はフリーランスとして開発プロジェクトに参画しているケースもあります。

平均すると正社員の方が年収は高くなる傾向にありますが、特定の職種やフリーランスの場合などケースによっては正社員より多くなることもあります。

ただ、雇用形態については給与だけでなく安定性という観点があることも忘れてはいけません。

一時的な雇用の場合は給与が高いかわりにプロジェクト終了とともに契約もすぐ終了となるなど安定しない可能性があり、職務だけでなく次の参画プロジェクトを探すことに意識を向けなければならないことも多くなります。

年収アップの手段は主に3通り(昇級・転職・独立)

ここまでゲーム業界の年収レンジとその特徴について解説しましたが、それを踏まえてゲーム業界で年収をアップさせるにはどうすればよいか、3つの方法をご紹介します。

方法1:スキルをつけ現職で昇級して年収アップ

1つ目は、現職のまま年収アップを狙う方法です。

ゲーム業界は職種やポジションの違いが年収の高低に大きく影響します。そのため、現在の会社でもスキルをつけてより上流ポジションや高度なポジションに挑戦することで昇級・昇給の可能性もあります。

その場合は現在の職務をしっかりこなし、さらに次のステップに進むためのスキルや意欲を上長などの周囲にアピールしていく必要があります。

方法2:今のスキルを活かした転職で年収アップ

2つ目は、現在のスキルのまま年収アップを狙う方法です。

ゲーム業界は職種の他にも所属企業の規模感が年収を左右する傾向にあります。所属する企業の業績が芳しくない場合、しっかりとしたスキルを持っていてもそれに見合った給与が貰えない・なかなか昇給できないなどの良くない環境になってしまっていることも。

そういった場合は転職して自分のスキルを高く評価してくれる企業に移ることで今持っているスキルやノウハウを活かして年収をアップできる可能性があります。

方法3:フリーランスとして独立して年収アップ

3つ目は、フリーランスとして独立して年収アップを狙う方法です。

フリーランサーは企業から毎月一定の給与を貰うのではなく、参画したプロジェクトや期間ごとに企業と報酬金額を交渉し決めていくことになります。なので、高いスキルを持っていてプロジェクトに貢献できると判断されればどんどん自身の単価を上げることも可能になり、年収アップを狙うことができます。

ただ、スキルがなければ年収アップはおろか案件獲得も難しく、会社員なら会社が対応してくれていた契約・請求や税務手続きを自分でこなさなければならないので、なかなかハードルが高い方法とも言えます。

転職は今のあなたのスキルを評価し直すチャンス

ここまで、ゲーム業界の年収の特徴と年収をアップさせる方法についてご紹介してきました。

現職で昇級する方法はそれぞれの企業で独自の評価制度やキャリアアップ制度があるはずなので、そういった制度がある場合はそちらを確認して自分のスキルと照らし合わせていくのが良いでしょう。

また、フリーランスとして独立する方法は自身で各種手続きや案件探しを行なう必要がありますが、最近ではフリーランス用のエージェントサービスもあります。専門のエージェントが案件探しや交渉をサポートしてくれるので、フリーランスに興味がある方はこういったサービスを利用するのもひとつの手です。

本記事では転職するという方法に焦点を当て、転職をすることで年収アップを含めどんなメリットがあるのかをご紹介します。

メリット1:給与、職務内容や職場環境を見直せる

転職すると今の自分のスキルを別の給与体系を持った企業に判断してもらえます。特に、すでにゲーム業界での業務を経験している方の場合、経験者優遇前職給与保証などこれまでの経験を踏まえて考査してもらえることも多いです。そのため、現職より年収をアップさせる方も多くみられます。

また、給与だけでなく現職では経験できなかったジャンルや領域のプロジェクトに挑戦できるなど業務内容の見直しや、勤務地や福利厚生など職場環境の見直しをする機会にもなります。

今のスキルをさらに発揮できるポジションに挑戦したり、今のスキルに見合った給与をもらえる職場、自分が働きやすいと思える職場を探せるのは、現職ではなく別企業への転職ならではのポイントではないでしょうか。

メリット2:契約やアルバイトから正社員へ、雇用形態を見直せる

現職の雇用形態は人によってさまざまかと思いますが、転職は自身の雇用形態の見直し・変更を行うチャンスでもあります。

企業によっては契約社員やアルバイトから正社員への登用制度があるところも多いですが、なかなかその制度が活用されていなかったり、使いたい人が複数いる場合は順番待ちが発生したりなど思うように進まないこともあるかもしれません。

非正規雇用も多いゲーム業界、プロジェクトごとに職を探すのは金銭的にも精神的にも不安が多いもの。転職活動で正社員として採用されることができれば安心してゲーム開発業務に取り組むことができます。

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