【E3】世界最大級のゲーム見本市が終了に。開催復活ならず。

E3って何？

E3とはElectronic Entertainment Expoの略称で、米・ロサンゼルスで開催される世界最大級のコンピューターゲーム関連製品・サービスなどの見本市のこと。

世界各国からゲーム会社やクリエイターなどのゲームに精通する人が集まり、最新の製品の情報を発表したり、実際に体験したりできます。

1995年から始まった歴史あるイベントでしたが、2020年は新型コロナウィルスの影響により開催を中止しました。2021年にオンライン開催するものの、2022年には再び中止になり、2023年は開催することが発表されましたが残念ながら中止になってしまいました。

1995年の初開催から2016年までの長い期間、業界関係者しか参加できませんでしたが、2017年からは一般入場も開始し、多くの人たちがイベントを楽しんでおり、多くのファンが開催を心待ちにしていました。

しかし、2023年12月12日（北米時間）、「E3 2024の中止」ではなく「E3自体の終了」が発表され、20年以上続いたイベントが幕を閉じました。
▽中止を発表したE3のポストはこちら
https://x.com/E3/status/1734583493592498437?s=20

気になるイベント内容は？

イベントでは企業からの発表を聞くだけでなく、実際に最新のゲームをプレイできたり、中には食事ができる屋台の出店もあったようです！

2021年には、ビデオ・ゲーム業界の著名人（ネットフリックスTVの司会をしている Jacki Jingなど）が司会を務めて、専門家レベルの解説やパブリッシャーと開発者のインタビューなどが行われたり、スクウェア・エニックスが「アベンジャーズのゲームに、マーベルの ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとブラックパンサーが登場すること」を発表し、大いに盛り上がりました。

E3終了の背景は？

そんな盛り上がりを見せていたE3でしたが、なぜ終了してしまったのでしょうか。
E3終了の理由は公式からは発表されていませんが、ファンの中ではいくつかの原因が予想されています。

初開催時から世界的に注目を集めていたイベントだっただけに、企業がE3に出展するコストが年々増えてしまったことや、ゲームを体験できるものの長蛇の列になるため、来場者が思うような体験を得られなかったことなどがあげられています。

また、コロナ渦で、様々なオフラインイベントがオンラインイベントに形を変えたり、任天堂をはじめとしたゲーム会社などが、消費者に向けて独自の発表会を行うようになり、カンファレンスとしての注目度が下がってしまったことも原因の1つと言われています。

まとめ

本記事では、世界最大級のゲームの見本市であるE3についてご紹介しました。

初開催から28年を迎えるE3。ゲーム業界を牽引する各企業と触れ合える貴重な機会は、残念ながら終了となってしまいましたが、ゲーム業界では毎年さまざまなイベントが行われているので、気になる方はぜひ他のイベントをチェックしてみてください！

他のイベントはこちらの記事でご紹介しています！
▽東京ゲームショウ
https://confidence-creator.jp/column/281/

▽GAME CREATORS CONFERENCE
https://confidence-creator.jp/column/276/

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