業界知識

24.02.02

プレイヤーを没入させよう!ライティング・エフェクト作業とは

3Dゲームにおいて見栄えが良いと感じるのは、ライティング・エフェクト作業によるものです。ライティング・エフェクト業務は3Dデザインの最終段階ですが、ユーザーの面白味に直接関わってくるので非常に大切な作業になります。本記事では、一体どのような作業なのかご紹介します!

ライティング・エフェクトとは

陰影や照明を設定するライティング

まずは、ライティング・エフェクトの「ライティング」についてご紹介します。

ライティングとは、光や照明の設定のことを指し、季節や時間による太陽光の当たり方や、室内の照明がどのような明るさなのかを設定することで、より現実的なシーンを演出していく作業です。

ライティングの際に必要となる光源にもさまざまな種類があり、場面によって使い分けます。例えば、同じ方向に均一に光を照射する「平行光源」は太陽光を表現するのに使われ、作成したゲームの世界全体を照らす光として使われます。
また、電球やロウソクの光では「点光源」が使われ、全方向に放射状に光が広がることで再現できるのが、この光源の特徴です。

よくありがちな例として、ただ明るくすれば良いという考えで明るさを調整してしまう場合がありますが、ゲームの世界をより現実に近づけるためには、リアルな陰影を重視して作業することが非常に重要です。細かい光の調整によって、リアリティーのある世界を作り上げることがライティング業務の醍醐味といってよいでしょう。

ライティングの結果は、簡単なものであればすぐに確認できますが、細かい部分の場合は、最終的なレンダリングの結果が出なければ確認できません。
しかし、現在の3D制作ツールやゲームエンジンのほとんどはリアルタイムに結果を表示してくれる機能が搭載されているので、ライトの位置やサイズ、色や影の濃さといった要素をその都度簡単に修正できます。

詳しくはこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
リアルさを追及する!ゲームのライティングって何?

プレイヤーの心地良さに繋がるエフェクト

次に、ライティング・エフェクトの「エフェクト」についてご紹介します。

エフェクトとは、爆発や炎などの自然現象や、魔法などの仮想現象をCGを用いて演出することです。爆発の炎や特殊な魔法の効果などを使い、映像の華やかさやリアルさを加えゲームのストーリーに合わせた演出を行います。エフェクトの出来によってプレイヤーに爽快感や達成感を与えたり、臨場感を持たせることでゲームの世界に没入させることができます。

しかし、エフェクトを多く入れすぎてしまうと、描画遅延などの処理落ちを起こす可能性があるので、最小限のエフェクトで見栄えの良い作品を作る必要があります。

また、オープニングやストーリー中でムービーが流れることがありますが、そのムービー内のエフェクトを実装することも仕事の一つです。キャラクターのオーラなど、ゲームの状況をプレイヤーに知らせるためにデザインすることもあります。

エフェクトは主にゲームエンジンのUnityやUnreal Engineで制作を行うことが多いですが、エフェクト制作に特化したツールのBISHAMONや、映像制作のVFXに使われるAfter Effectsで制作する場合もあります。

エフェクト制作にもさまざまな方法があり、攻撃を受けた際のフラッシュ効果など、画面全体に演出効果をかける「ポストエフェクト」と、粒子の大きさと量や出現タイミングと時間を調整する「パーティクルエフェクト」があります。ゲーム開発におけるエフェクト制作では、パーティクルエフェクトを多く使用します。

ライティング・エフェクトに求められるスキルとは

ツール操作スキル

ライティング・エフェクト作業を行うには、3D制作ツールやゲームエンジンが欠かせません。そのため、Mayaなどの3D制作ツールや、Unity・Unreal Engineなどのゲームエンジンを使いこなせるようにしておきましょう。

演出力

光の出し方やタイミングなど、一つの演出でもさまざまなパターンがあります。そのシーンに至るまでのストーリー性などを理解し、シーンにピッタリな演出方法を考える必要があります。

発想力・独創性

他にはないオリジナリティ溢れる演出をすることによってプレイヤーの心を掴み、よりプレイヤーはゲームに没入できます。そのため、制作側は発想力・独創力を持つことが大切です。
日常的にゲーム業界の流行や情報を仕入れつつも、ゼロからアイデアを生み出せるよう、想像力を日々磨いていきましょう。

ライティング・エフェクトを仕事にするには

ライティング・エフェクトを作成する人は「エフェクトデザイナー」や「3Dデザイナー」と呼ばれることが多いです。
ライティング・エフェクトを仕事にするには、Mayaや3DsMAXなどの3D制作ツールを学び、使いこなせるようになる必要があります。
また、ゲーム業界は新しいツールやテクニックがどんどん出てくる業界なので、そういった技術を積極的に学び、センス・演出力を能動的に磨く向上心も必要です。

3DCGのエフェクト作業は2DCGと比べカメラアングルなどを気にする必要があるため、多くの作業時間を要します。
しかし、エフェクトデザイナーの人材は不足しているため、現場での需要は高く、ゲーム業界へ転職する際にもおすすめの職種です。

まとめ

ライティング・エフェクトは作品を完成に近づけるための最後のステップです。ライティング・エフェクトがあることで、プレイヤーがゲームのクオリティの高さや、まるで現実世界でゲームをプレイしているかのような没入感を感じられる、重要なポジションであると言えます。

「3DCG技術を使ってゲーム業界で活躍したい!」「プレイヤーに感動を与えたい!」という方は、ぜひライティング・エフェクトを仕事にしてみてはいかがでしょうか?

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