コラム

23.08.04

【ゲームプランナーの志望動機】経験者・未経験者に分けて詳しく解説

こんにちは!
今回はゲームプランナーの志望動機について説明していきます。この記事ではゲームプランナー経験者・未経験者の2つの観点から説明していくので、ご自身の経験に合った志望動機の書き方を確認してみてください。

そもそもゲームプランナーとは

ゲームプランナーはその名の通り、新作ゲームの提案・企画・運営をする仕事です。開発プランナーと運営プランナーに分かれているのも特徴であり、それぞれ担当する業務が多少異なります。
両方に共通しているのは理想的なゲーム作りを目指すことであり、デザインやルール、キャラクターといったゲーム全体の方向性を決めて企画・運営していきます。

ゲームプランナーの役割

ゲームプランナーは、ゲーム開発・運営の上流工程から下流工程まで一貫して関わっています。今回はゲームプランナーの業務内容を3つに分けて紹介していきます。

ゲームプランニング

ゲームプランナーの重要な仕事の一つに新作開発のプランニングがあります。ここでは最適なスケジュール管理や他部門とのコミュニケーションを通して、全体の指揮を取っていきます。その業務は多岐にわたり、高いマネジメント能力が求められます。

運営プランナーの場合は運営中タイトルのイベント施策を企画することもあり、それぞれの立場からゲームプランナーとしての仕事を実行していきます。

ゲームデザイン

ゲームプランナーはゲームの設計も担当します。ゲーム全体をデザインするという意味から、しばしばゲームデザイナーと呼ばれることもあります。ここでは市場調査をもとに作成したアイデアを、ゲームとして形にしていきます。デザイン性やストーリー性を意識することが重要であり、ユーザーからの支持を得られるようなゲームを設計していきます。

コミュニティマネジメント

ゲームプランナーは、コミュニティマネジメントという運営業務も担当します。コミュニティマネジメントとは、新規ファンの獲得やゲームの盛り上げを目的とした運営業務のことであり、各種SNSを利用してゲームコミュニティの形成に取り組んでいきます。具体的な業務内容は、Twitter更新やYouTubeライブなどを通してゲームを盛り上げることであり、東京ゲームショウのようなイベントに参加することもあります。

ゲームプランナーの志望動機

ゲームプランナーを志す人は多いので、差別化を図るためにも志望動機や自己PRの作成には入念な準備が必要になります。ここではゲームプランナーの経験者・未経験者に分けて説明していきます。

ゲームプランナー経験者

やはりゲームプランナーへの転職は、経験者の方が採用されやすい傾向にあります。

前職で携わったプロジェクトを具体的に説明し、そこから得た経験を論理的に説明していきましょう。前職で得た経験をどのようにして転職先の企業に活かしていくかという点も非常に重要であり、前職での経験と転職先のプロジェクトにつながりを見いだせると、即戦力として採用される可能性が高くなります。

例えば、担当してきたゲームがスマートフォン向けのゲームなのか、コンシューマーゲームなのかという点も基準の一つであり、会社の強みを理解した上で志望動機を作り上げる必要があります。自分の経験を最大限に活かせる企業への転職は今後のキャリアアップにもつながるので、積極的に検討していきましょう。

ゲームプランナー未経験者

新卒としてゲームプランナーを目指す場合は、学生時代に培ってきた経験をベースにどのようにして会社に貢献できるかをアピールしていく必要があります。

サークル活動・インターンシップ・アルバイトなどで、イベント企画の経験があればそこから志望動機を作ることも可能でしょう。新卒採用では熱意や人柄の方が重要視される傾向があるので、「なぜゲームプランナーに興味を持ったのか」や「なぜこの会社を選んだのか」という観点から志望動機を作成していきましょう。

もちろん、中途採用でゲームプランナーへの転職を目指すことも可能です。マーケティングスキル・プログラミングスキル・企画経験などがある方は、積極的にアピールしていきましょう。新卒と同様、「なぜゲームプランナーに興味を持ったのか」や「なぜこの会社を選んだのか」という観点から志望動機を作っていくことも重要であり、熱意や経験をベースに、どのようにして会社に貢献できるかを論理的に伝えていきましょう。

志望動機をよりうまく書くための仕事内容深堀

ここでは先ほど紹介したゲームプランナーの役割を、さらに詳しく紹介していきます。志望動機を作成するためには、ゲームプランナーの仕事内容を詳しく確認する必要があるので、前職での業務経験が活かせそうな仕事を探しながら目を通してみてください。

1. 企画立案

顧客のニーズやターゲットを分析し、新作ゲームの企画立案を行います。方向性が定まった後は、企画書などを作成してプレゼンテーションや社内会議を実施していきます。企画立案はゲーム自体の売り上げを左右する重要な段階であるため、ゲーム市場の流れやトレンドを理解することも求められています。

企画書に関する詳しい書き方や特徴などは下の記事からも確認できるので、ぜひ目を通してみてください。
相手に分かりやすく伝えるには?企画書の書き方を詳しく解説!

2. 制作準備

企画が通った後は、スケジューリングなどの開発準備を進めていきます。この準備段階で、最も大切なのが仕様書の作成です。仕様書とはゲームのコンセプトやレイアウトなど、そのゲームに関するあらゆる情報を記した資料です。この仕様書に沿って、デザイナーやプログラマーなどの各種制作チームが動いていくため、丁寧かつ分かりやすい仕様書の作成が求められます。仕様書に関する詳しい内容も下記の記事から確認できます。
ゲームプランナー業務には欠かせない!ゲーム開発における仕様書作成の仕方

3. プロジェクト進行

制作準備が終わった後は、実際にプロジェクトの進行に移っていきます。ここでは全体の進行管理がメインの仕事となっており、仕様書をもとに各部署に仕事を割り振っていきます。その後も部署ごとに作業進捗や制作内容の確認・管理を行うなど、ゲームの開発に向けて細かい対応を行っていきます。

4. 検証・分析・運営

試作品が完成したあとは、テスト・デバッグと呼ばれる検証を通して最後の仕上げを行っていきます。これを受けていよいよゲームが完成しますが、発売後もいくつかの仕事が残っています。ゲームの発売後は、データ集計や分析を通して改善業務を行っていきます。ゲームのアップデート作業やイベント企画、コミュニティマネジメントに関する業務など、ユーザーの声に答えながら運用をしていくことで、安定した人気の確保を実現していきます。

まとめ

ゲームプランナーの志望動機は経験の有無によって若干変わってきますが、共通するのは熱意や経験をベースにした論理的な説明です。経験者は前職のプロジェクトやそこで得た経験を活かして志望動機を作成していくことが望ましいです。未経験の方はゲームプランナーの仕事内容をしっかりと確認した上で、自分の経験やスキルがどのように活かせるかを説明していきましょう。

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