
こんにちは!
今回はテクニカルアーティストと呼ばれる職種を紹介していこうと思います。テクニカルアーティストはゲーム業界でも注目を集める新しい職種であり、今後も需要の拡大が予想される職種の一つです。この記事を読めばテクニカルアーティストの特徴や仕事内容を確認できます。興味のある方はぜひ目を通してみてください。
テクニカルアーティストとは
テクニカルアーティストとは、デザイナーとエンジニアをつなぐ比較的新しい職種のことを言います。
ここ数年、ゲーム開発は急速に進化を続けており、開発規模や開発工程も大規模化・複雑化を続けてきました。本来ならば完全に異なる職種として扱われていたデザイナーとエンジニアですが、開発の大規模化・複雑化に伴い業務の管理体制や組織構成が見直されるようになりました。ここで誕生したのがテクニカルアーティストと呼ばれるポジションであり、デザイナーとエンジニアの架け橋となるような存在として注目を集めました。
テクニカルアーティストは近年定着し始めたポジションですが、作業の効率化を実現できることからその需要は現在も拡大し続けています。
テクニカルアーティストの仕事内容
テクニカルアーティストは比較的新しいポジションということもあり、企業によっては業務内容が異なる場合もあります。今回はテクニカルアーティストとして最も重要な、デザイナーとエンジニアの橋渡しとなる役割について説明します。
テクニカルアーティストの主な仕事はデザイナーとエンジニアの通訳を行うことです。デザイナーとエンジニアは素材の受け渡しが一つの難題であるとされており、専門用語や思考スタイルの違いから業務に支障が出ることもしばしばあります。微妙な認識の違いはプロジェクトに大きな影響を及ぼす可能性もあるため、テクニカルアーティストには両者の特徴を踏まえたうえで現場設計をすることが求められます。大切なのはデザイナーとエンジニアの双方から意見を取り入れることであり、柔軟かつスピーディーにワークフローの構築を実現していく必要があります。
テクニカルアーティストに必要なスキル
ここではテクニカルアーティストに求められるスキルを紹介していきます。
プログラミングスキル・デザインスキル
テクニカルアーティストの仕事はデザイナーとエンジニアの橋渡しになることです。しかし必ずしもプログラミングとデザインの両方に精通していなければいけないというわけではありません。最低でもどちらか一つの分野において専門的な知識を有していればテクニカルアーティストとして仕事を進めていくことは可能です。
コミュニケーションスキル
デザイナーやエンジニアの意見に耳を傾けた上で作業フローを構築していくためには、高いコミュニケーションスキルが必要です。それぞれのテクニカルアーティストはプログラミングやデザインに関するスキルに加えて、コミュニケーション能力に長けた人が向いている職種であると言えます。
まとめ
テクニカルアーティストとは、デザイナーとエンジニアをつなぐ比較的新しい職種です。プログラミングスキル・デザインスキル・コミュニケーションスキルを活かして、作業の効率化を実現していきます。注目を集めている職種の一つであり、今後も需要が拡大していくと予想されているので興味がある方はチェックしてみてください。
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